開会の挨拶「市民立憲フォーラムの試み」
後藤敏彦(市民立法機構 運営委員)
2003年の秋から暮れにかけて、憲法調査会等の動きなどもあり、非常にきなくさい情勢となっていました。それまで、市民立法機構では、条例や法を「市民立法」でつくっていくことに取り組んできましたが、これは憲法についてもしっかりと考えていかなければいけないということで、2004年に市民立憲フォーラムを発足させ、一年でなんらかの「提言」を行い、皆さんと議論をしていこうというということで、今回の提言を作成いたしました。
昨年は、発足集会として、自民党や民主党、読売新聞などからゲストを招き、議論を行いましたが、今回は、我々の「提言」をもとに皆さまと議論をしてゆきたい、問題提起していくということで、当シンポジウムを開催いたしました。本日の議論を見ていただければお分かりかと思いますが、大変議論も白熱しており、我々の「提言」の善し悪しも含めて、今後とも議論をしていければと思っております。
司会:安藤博(東海大学 平和戦略研究所 教授)
まず第1部で、提言の最初、憲法でいえば前文にあたる部分について。第2部では平和・安全保障の問題。最後は市民の自由と権利というテーマで議論を深めていきたいと思います。
それでは、早速、桜美林大学の加藤朗先生からお話しいただきます。よろしくお願いいたします。
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