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■ 第80号(2009年10月21日発行)
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容器包装の3Rを進める全国ネットワークニュース
第80号 2009年10月21日
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------ 目 次 --- C o n t e n t s -------
今号の巻頭言
1、連続学習会第3回11月18日開催のお知らせ
2、倉阪秀史先生の法案作成講座のご案内
3、新加入の市民団体紹介
4、連続学習会第2回の詳細報告
5、3R関連情報 10月24日のイベント情報(再)
6、3R関連情報 「循環・3R活動推進リーダー養成講座」ご案内(再)
7、事務局からのお知らせ 会議開催予定など
■ 次の容リ法改正では「リデュース」の促進を!
私の所属する「NPO法人 ごみ・環境ビジョン21」では昨年、一昨年と
食品・飲料・日用品の大手メーカーを4社ずつ招いて、容器包装削減の取
り組み状況について具体的な報告を聞く、市民・事業者・自治体の交流会
を開催しました。
昨年は、それに加えて市民側からメーカーに対し、チューブ入り商品、
レトルト食品、マーガリンの外箱廃止の提案をしました。提案内容は、す
でに一部の商品で実施されているものでしたが、「一括表示」などのスペ
ース確保や破損防止のためには外箱が必要であるとして、受け入れてもら
えませんでした。消費者が、メーカーや販売店の容器包装削減の取り組み
状況をチェックしていくことは極めて重要なことですが、その実効性には
やはり限界があります。
次の容リ法改正では、容器包装ごみのリデュースの促進が最重要課題の
一つです。現行法では対象外になっている、小売業者以外の事業者に対し
ても、国が容器包装削減の取り組みについての具体的な指針を示し、その
取り組みを義務付けることが必要だと思います。
(小野寺 勲)
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■連続学習会第3回 みなさま、奮ってご参加ください!
11月18日(水)午後2時から
講師はイオンの上山静一さん
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レジ袋有料化は、使い捨てのシンボルであるレジ袋を削減する最も有効
な手段です。このためレジ袋を有料化する市町村の数は県単位での実施を
含めると、2010年3月末までに全市町村の4割強に達する見込みです。
しかし、レジ袋有料化は、地方では着実に拡大しているものの、小売店
間の競争の激しい大都市では事業者の足並みがそろわず、なかなか進展し
ません。レジ袋有料化を全国に浸透させるためにはどうすればいいのでし
ょうか。次の容リ法改正の最重要課題のひとつ「リデュース」の推進に直
結しています。
連続学習会第3回は、レジ袋有料化を先頭に立って推進してこられたイ
オンの上山静一さんのお話を伺います。
みなさん奮ってご参加ください。会員以外の方も大歓迎です。
●日 時:2009年11月18日(水)pm2:00〜4:20
●場 所:飯田橋セントラルプラザ 16階(Aルーム)
●プログラム
<第1部>pm2:00〜3:00
●講 師:上山静一さん(イオン梶@環境アドバイザリーボードメンバー)
●演 題:「イオン温暖化防止宣言と地域社会との連携」
〜レジ袋削減から始まるビジネスプロセスと生活スタイルの変革へ〜
ー質疑応答ー
<第2部>pm3:10〜4:20
●参加者による意見交換((話題提供者として2〜3人を予定))
●資料代:300円
●申 込:「連続学習会第3回11月18日参加」と明記のうえ「氏名」・
「所属」・「連絡先」を書いて事務局までお申し込み下さい。
E-mail:reuse@citizens-i.org
FAX:03−3263−9463
※当日参加もOKですが、資料の準備の関係からできるだけ
事前申込をお願いします。
(小野寺 勲)
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■千葉大学法経学部教授 倉阪秀史さんの法案作成講座 全4回
テーマは「3Rを推進するための新しい枠組み法」
11月6日(金)18:30〜21:30からスタート
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「容器包装の3Rを進める全国ネットワーク」のアドバイザーをして戴
いております千葉大学教授の倉阪秀史さんから「法案作成講座」のご案内
をいただきましたので、みなさまにお知らせいたします。
倉阪先生には、先の容リ法改正全国ネットワークによる「改正市民案」
づくりでたいへんお世話になり、さらに、その「改正市民案」を条文化し
た「条文・市民案」を作成いただいています。
今回の法案作成講座では、前回まったく不十分な改正になってしまった
「容リ法」の上位法である「循環型社会形成推進基本法」まで想定されて、
ご検討される方向と伺っています。参加希望の方は、直接倉阪先生のメー
ルアドレスへお申し込みください。
なお講座の「定員」は20名ですので、どうぞお早めに。
以下、倉阪先生からいただいた法案作成講座の詳しいご案内です。
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法案作成講座(第5期)のお知らせ(転送歓迎)
今年も、法案作成講座を開講します。
第1期は容器包装リサイクル法改正、第2期は環境アセスメント法改正
を第3期は化学物質政策基本法、第4期は、再生可能エネルギー導入促進
法をそれぞれ検討しました。
それぞれの成果物などは以下のアドレスをご参照ください。
http://homepage3.nifty.com/kurasaka/
今年のテーマは「3Rを推進するための新しい枠組み法」です。
日程は、以下のとおりです。すべて田町駅徒歩2分にある、千葉大学サ
テライトオフィス(キャンパスイノベーションセンター内)で開催します。
第1回 11月 6日(金)18:30ー21:30 4階エレベーター前ラウンジ
第2回 11月13日(金)18:30ー21:30 4階エレベーター前ラウンジ
第3回 11月27日(金)18:30ー21:30 4階エレベーター前ラウンジ
第4回 12月 4日(金)18:30ー21:30 5階リエゾンコーナー508AB
第1回に、参加者のみなさんから、どのような法制度が必要かヒアリン
グをします。第2回から第4回では、参加者のみなさんからご意見をいた
だきながら、法案作成作業をします。この講座の目的は、法案づくりがど
のように行われるかを体験していただくことです。参加者のみなさんは、
できあがった法案に責任を負いません。参加者のみなさんには、可能な限
り、全4回の講座に出席していただきたいと思います。
参加費は無料です。定員は20名の予定です。
参加希望の方は、kurasaka@hh.iij4u.or.jp までメールしてください。
よろしくお願いします。
千葉大学法経学部教授 倉阪秀史
kurasaka@hh.iij4u.or.jp
(山本義美)
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■新加入の団体紹介
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「容器包装の3Rを進める全国ネットワーク」に新しい市民団体が加わ
りました。九州地域からの参加です。
団体名 「I Love 遠賀川流域デポジット法制化を求める事務局」
事務局長 妹川征男(いもかわ・いくお)さん
九州最悪水準の遠賀川への投げ捨てごみを減らすために、1998年か
ら飲料容器のデポジット制度の実現を求めて活動している皆さんです。
これまで自治体アンケートや地方議会・国会に請願運動を続けてきまし
たが、現在「デポジット法制化運動ネットワーク」の事務局として全国に
発信。政権交代の今年、再度国会への請願署名活動を展開しています。
詳しくは「デポジット法制化運動ネットワーク」のHPをご覧ください。
「http://www.windfarm.co.jp/deposit/
(中井八千代)
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■ 連続学習会第2回 倉阪秀史さん講演
「容リ法再改正に向けた今後の方向性」詳細報告
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前回の79号では、10月5日(月)行われた学習会の報告をできるだ
け早くお届けしようと速報版をご紹介いたしましたが、今号では前回ご紹
介しました倉阪先生の講演要旨に加えて、会場の参加者とのディスカッシ
ョンの内容も盛り込んだ完全版です。ぜひ、今一度お読みください。
ボリュームがありますので、以下のアドレスからご一読下さい。
http://www.citizens-i.org/gomi0/pdf/091005report.pdf
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(文責/山本義美)
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■3R関連情報
10月24日開催 容器包装削減!活動交流会2009
「脱・使い捨て リユースの時代がやってきた!」
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ごみ・環境ビジョン21の今年の活動交流会は「脱・使い捨て リユー
スの時代がやってきた!」をテーマに10月24日(土)開催です。
リデュース、リユースの2Rの取組みを大きく推進していくには、先見
性と牽引力のあるNPOの働きが欠かせません。地域に根ざした実践によっ
て変化の波を起こし、その先にある本当の豊かさに共感する人を増やして
いく・・・そんな様々な取り組みが着々と広がってきています。
マイバッグに続きマイボトル派が自然に目立つようになったのもその一
つ。リユース食器の輪も一段と大きくなってきました。
今回お出でいただくパネリストは、使い捨てを見直しリユースへと社会
を動かす原動力となっている皆さんです。皆様どうぞご参加を。
・日 時:2009年10月24日(土)13:30〜16:30
・場 所:国分寺労政会館(JR・西武線 国分寺駅南口徒歩5分)
・参加費:一般 1000円
学生 500円
会員 500円
・主 催/問い合わせ:ごみ・環境ビジョン21
TEL &FAX:042−328−6621(月・水・金の13〜17時)
e-mail:gomikan@mtf.biglobe.ne.jp
※活動交流会の詳しい内容は下記のHPへ
http://www2u.biglobe.ne.jp/~GOMIKAN/
(植田靖子)
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■3R関連情報
受講者募集
循環保全戦略講座「循環・3R活動推進リーダー養成講座」
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ごみを減らすエキスパートになりましょう!
ごみに関する第一線の研究者や活動実践者を講師に招き、「知識」の習
得だけでなく、ごみ減量活動を 企画実践できる人材養成を目的とした講座
です。原則3回出席できる人を対象としています。
日 時 :10月31日(土)、11月1日(日)、11月14日(土)
各日午前10:30から午後4:30
会 場 :キャンパスプラザ京都など
講 師 :高月紘さん/浅利美鈴さん/すぎ本育生さん/ほか
参加費 :1000円(3回通し)
申し込み:必要
締 切 :10月26日(月)
定 員 :25人
主 催 :独立行政法人環境再生保全機構 地球環境基金
協 力 :環境市民
問合/申込:NPO法人環境市民
〒604‐0932 京都市中京区寺町二条下る呉波ビル3F
TEL 075‐211‐3521
FAX075‐211‐3531
Mail:life@kankyoshimin.org
養成講座の詳しい内容は下記をご覧下さい
http://www.kankyoshimin.org/jp/newsyori/download/200909junkan3r-chirashi-ura.pdf
(植田靖子)
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事務局からのお知らせ
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会議開催日程
1、事務局会議 10月27日(火)AM14:00〜16:00
場所:市民運動全国センター(千代田区麹町2-7-3-2F)
2、運営委員会10月29日(木)PM6:30〜8:30
場所:市民運動全国センター(千代田区麹町2-7-3-2F)
※ニュースはご参加、お問合せをいただいた皆さまにBCCでお送りして
います。ご不要の方はご連絡ください。
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容器包装の3Rを進める全国ネットワーク事務局
E-mail:reuse@citizens-i.org
URL:http://www.citizens-i.org/gomi0/
〒102-0083 東京都千代田区麹町2-7-3-2F 市民立法機構気付
TEL/03-3234-3844 FAX/03-3263-9463
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