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■ 第87号(2010年3月9日発行)
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容器包装の3Rを進める全国ネットワークニュース
第87号 2010年3月9日
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全国の皆々様へ
卒業・入学・進学・就職…等を準備する、転換期の3月を迎えました。
が、季節は、これまでになく気まぐれで、「三寒四温」が実感されます。
どうぞ、皆さまも、ご自愛ください。
先日、キューバの都市農業を紹介したビデオを観る機会がありました。
米国の経済封鎖を受けた、あの人口200万の都市で有機農業が営まれて
いることに、感動しました。ピークオイル後に世界が目指すべきモデルの
のひとつですね。
さて、3R全国ネットも、いよいよ転換期です。
3Rの優先順位がなく、リサイクルに偏ったこれまでの政府や事業者の
3R推進を改め、新しい政策の実現を目指して、これから「市民政策案」
の検討を始めます。
ぜひ、皆さまのご意見をお寄せください(詳しくは本文をお読み下さい)。
(山本義美)
------ 目 次 --------
巻頭言
1、3月19日(金)学習会 講師 滝田靖彦さん
(プラスチック容器包装リサイクル推進協議会常勤顧問)
2、参加者募集! 容リ法改正市民案プロジェクト始動!
3、運営委員会開催報告
4、中央環境審議会を傍聴しましょう
5、3R関連情報 3/16討論集会 ごみ処理から自治を考える
6、3R関連情報 3/20学習会 ストップ・ザ・使い捨て容器
7、3R関連情報 3/31セミナー どうする?PETボトル
8、事務局からのお知らせ
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連続学習会第7回 2010 年 3月19日(金)
「事業者に聞く!プラスチックリサイクルの現状と課題」
プラスチック容器包装リサイクル推進協議会
常勤顧問 滝田靖彦さん講演
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今回も必見の事業者サイドからの取組みのご紹介です。今プラスチック
の再商品化手法は大きな課題を抱えています。長年プラスチックのリサイ
クルに携わってこられたプラスチック協議会の滝田靖彦さんをお迎えして、
事業者の立場からプラスチックリサイクルの現状と課題について講演して
いただきます。
ぜひこの機会にみなさまお誘い合わせの上ご参加下さい。自治体関係者
のみなさまも事業者の立場からの現状認識や課題に触れ、今後の政策立案
や実施への参考にしていただけたらと思います。
市民、事業者、行政が力を合わせて資源を大切にしながら安全で環境を
保全できる理想的な循環型社会を実現するための「はじめの一歩」として、
まずはそれぞれの立場の現状と課題を共有したいと思います。
学習会は広く公開していますので会員以外の方も参加できます。
講演のあとには、活発な意見交換をしましょう。
日 時:年3月19日(金)pm2:00ー4:20
会 場:飯田橋セントラルプラザ 16F(教室A)
地 図:http://www.shouhiseikatu.metro.tokyo.jp/info/office/center/
map_iidabashi.html
講 師:滝田靖彦さん プラスチック容器包装リサイクル推進協議会常勤顧問
参加費:300円
主 催:容器包装の3Rを進める全国ネットワーク
申 込:「連続学習会第7回3月19日参加」と明記のうえ「氏名」・
「所属」・「連絡先」を書いて事務局までお申し込み下さい。
E-mail:reuse@citizens-i.org
FAX:03‐3263‐9463
※当日参加もOKですが、資料の準備の関係からできるだけ
事前申し込みをお願いします。
(植田靖子)
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■次回の容リ法改正プロジェクト始動
あなたも、「ごみゼロをめざす市民政策」づくりにご参加を!
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運営委員会では、次回の容器包装リサイクル法の改正をにらみ、3R全
国ネットとして、新しい「市民政策」をつくり、その政策の実現を目指す
国会請願や地方議会請願に取り組むという方向性を決めました。
市民政策(案)は有志による「市民政策プロジェクト」でつくることに
なりました。市民政策の骨格は、@拡大生産者責任の徹底 A3Rの推進、
特にリデュース、リユースの推進 Bごみゼロをめざす、です。
この骨子を元に、法案の元となる政策と請願項目を検討します。
プロジェクトには、どなたでもご参加いただけます。参加方法は二通り
あります。
1、プロジェクト会議に直接出席参加する
2、プロジェクト会議にメールで参加する
<プロジェクト会議>
第1回 3月23日(火)18:30〜20:30
会場 市民運動全国センター(千代田区麹町2−7−3−2F)
この後、4月に2回開催します。
●プロジェクトに直接参加いただける方
※恐縮ですが出席交通費は自己負担でお願いいたします。
●プロジェクトにメールで参加いただける方
<参加方法>
@事務局よりメールで検討資料を送付します。
Aプロジェクト会議までに、上記に対するご意見をお寄せください。
Bいただいたご意見はプロジェクトで検討します。
Cこのサイクルをプロジェクト会議ごとに繰り返します。
Dなお、ご意見に対する個別の回答はできません。ご意見をまとめた形
でご回答いたしますので、予めご了解ください。
○どちらかに参加いただける方は、
@お名前、A所属団体 Bメールアドレス C電話番号
Dお住まいの市町村 をお知らせください。
それぞれお申し込みを確認次第、事務局から折り返しご連絡いたします。
連絡先:容器包装の3Rを進める全国ネットワーク事務局
E-mail:reuse@citizens-i.org
FAX:03−3263−946
あなたのご参加を、心よりお待ちしています。
(中村秀次)
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◆運営委員会報告
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日時:2010年2月25日(木)18:30〜21:30
会場:市民運動全国センター
出席者(末尾記載)
1.会計報告
・100219現在の収支状況について、資料を確認しました。
2.連続学習会について
(1)第6回まとめと第7回(3/19)概要を確認しました。
(2)4/13(火)14:00〜15:00のフランチャイズチェーン
協会環境委員会との意見交換の概要について確認しました。
(3)以降の学習会計画について意見交換し、以下のとおり確認しました。
・第8回学習会 食品産業センターは4/19で会場を確保し決定する。
・今後は、全国市長会や町村会、ゼロウエイスト宣言した自治体、リサ
イクル事業者などのアプローチを検討する。
3.審議会について
(1)羽賀さんが委員を務める中央環境審議会の廃棄物・リサイクル部会
「容器包装の3R推進に関する小委員会」3/23(火)午前開催予
定を確認しました。
(2)環境省から依頼を受けて検討し、以下のとおり確認しました。
a.合同「再商品化手法検討会」のヒアリング出席要請について、3R
全国ネットとして受け、メールニュースでヒアリング項目への意見
提案を呼びかけます(3月中旬締切)。
なお専門的な質問への対応が必要とのことで、人選は事務局に一任
します。日程は4月中旬予定です。
b.マイカップ・マイボトルのLCA結果の公表に関するインタビュー
の要請があり、この件は中井八千代さん(市民提案の循環型社会を
めざす会)が担当します。他メンバーの同席はOKです。
c.環境省が「マイボトル・マイカップキャンペーン」を実施するので、
アイデアの提案など協力してほしいとの要請があり、現段階では情
報の共有化に留めることとしました。
4.規約の改定について
・運営委員の立候補について前回の運営委員会での議論を踏まえ、「現運
営委員2人以上の推薦があれば承認」の規約改定案を確認しました。
5.2010年度活動方針案の検討(第二次)
(1)2R推進キャンペーン活動(地球環境基金申請中)
・前回の運営委員会の確認に基づき、地球環境基金に申請した資料を共
有化しました。
(2)請願署名(から改正市民案づくり)の方向性と進め方について、今
後の取り組み方を検討し、以下のポイントを確認しました。
・容リ法再改正を見据えて新しい市民政策の国会請願運動等を行います。
・基本はEPR徹底と3R推進ですが、特にリデュース、リユースを促
進する必要があることを共通認識とします。
・請願運動をスタートする前に、プロジェクトを発足し、3Rを推進す
るための政策や請願項目案を検討します。(→3R推進政策PT)。
・プロジェクトへの参加は、3R全国ネットの賛同団体、個人にも呼び
かけ、メールでの意見提案も可とします。
・プロジェクトは3月下旬に立ち上げ、以降は月に2回行う予定。
(3)運営委員会の毎月開催案について
・副運営委員長より、今後の情報の共有化と活動展開を推進するため、
運営委員会の毎月開催について提案があり、確認しました。
・今後は原則、毎月最終木曜日を定例とします。
ただし3月は24日(水)、4月は28日(水)。
6.23区プラスチック懇談会
・3/16(火)pm、区政会館で懇談会が開催されることが紹介されま
した。
7.レジ袋の鉛調査情報について
・メールニュースで、未取組県等へのアプローチをお願いすることが報告
されました。
8.その他
・瀬口さんより、FoE Japanが2010年度に取組むキャンペーンの企画
案について報告があり、3R全国ネットで協力できるところはないか、
次回検討して欲しいとの提案があり、確認しました。
・羽賀さんより、EPRデポネットで取りまとめる、デポジットとADF
を要望する署名について紹介があり、共有化しました。
・青木さんより、ごみ問題5市連絡会も実行委員会に参加して開催する3
/6(土)のシンポジウムについて案内があり、メールニュースで紹介
することを確認しました。
出席者(敬称略)
青木泰(ごみ問題5市連絡会/オブザーバー)
植田靖子(23区プラスチック懇談会)
小野寺勲(ごみ・環境ビジョン21)
庄司元(23区プラスチック懇談会)
瀬口亮子(国際環境NGO FoE Japan)
中井八千代(市民提案の循環型社会をめざす会)
中村秀次(びん再使用ネットワーク)
羽賀育子(拡大生産者責任とデポジット制度の実現をめざす全国ネットワーク)
山本義美(生活クラブ連合会)
以上
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■傍聴しましょう! 容器包装の3R推進に関する小委員会
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3R全国ネット副運営委員長の羽賀育子さんが委員を務める中央環境審
議会の廃棄物・リサイクル部会「容器包装の3R推進に関する小委員会」
が3月23日(火)午前開催予定です。
傍聴は、環境省が公表してから傍聴申し込みをし、傍聴できる旨の連絡
が届いてはじめてできます。くれぐれも傍聴申し込みをお忘れなく。
環境省から正式な開催報道がありましたら、ぜひ傍聴に行きましょう!
だいたい開催日の1週間程前に公表されます。
(植田靖子)
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■3R関連情報
いよいよ、最終案を検討! ごみ処理から自治を考える
〜プラスチック問題と東京23区の自治システム〜
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2006年から始まったごみの新分別を機に、ごみと自治のあり方、プ
ラごみの望ましい処理について約1年にわたり皆さんと検討してきた提言
案がまとまりました。
東京23特別区の自立した自治体としてあるべき姿を、市民がごみ処理
から考えた提言です。
これまで関わってくださった方はもちろん! 自治を考える方、プラご
みの処理に一言ある方、皆で提言をまとめましょう!
日 時:2010年3月16日(火)午後2:00〜4:00
場 所:区政会館20階205号室(千代田区飯田橋3‐5‐1)
交 通:東京メトロ東西線飯田橋駅:A5出口すぐ
東京メトロ有楽町線・南北線都営大江戸線・飯田橋駅A2出口
徒歩約2分
JR中央・総武線飯田橋駅東口徒歩約5分
参加費:無料
主催:23区プラスチック懇談会
問い合わせ等:23区プラスチック懇談会(市民立法機構気付)
TEL:03−3234−3844
FAX:03−3263−9463
(植田靖子)
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■3R関連情報
第18回環境自治体会議「ちっご会議」プレ企画第2弾 学習会
「ストップ・ザ・使い捨て容器」 〜リサイクルからリユースへ〜
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使い捨て容器が氾濫し、ごみの散乱や地域住民・自治体の負担が増え続
け、社会問題となっています。使い捨て容器を減らすために、リユースビ
ンの普及に取り組む田中さんのお話や、デポジット制度の導入を呼びかけ
る妹川さんのお話などを通じ、使い捨て容器を減らすために私たちに出来
ることを考えます。
日 時:3月20日(土)午後1時30〜午後3時30分
会 場:サザンクス筑後小ホール
講 師:田中利和さん(水俣エコタウン 田中商店専務取締役)
妹川征男さん
(遠賀川流域デポジット法制化を求める事務局長・環境カウンセラー)
参加費:無料
詳しくは以下 ↓ のURLをご覧下さい。
http://www.town.oki.fukuoka.jp/tiggokaigi/tiggokaigi_20.htm
なお第18回環境自治体会議「ちっご会議」の開催は5月26〜28日。
福岡県筑後市+ 大川市+大木町の3自治体の共同開催です。
詳しい会議日程や内容等は以下の↓ のURLをご覧下さい。
http://www.town.oki.fukuoka.jp/tiggokaigi/tiggokaigi_11.htm
または以下 ↓ の環境自治体会議のURLをご覧下さい。
http://www.colgei.org/
(植田靖子)
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■3R関連情報
☆FoE Japan 3R政策セミナー2010 Vol.1
どうする?ペットボトル。リサイクルすればそれでいいの?
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ペットボトルの生産量はこの十数年で約5倍にも増加しました。たった
十数年の間に、水やお茶も、ペットボトルで買うのが当たり前になってし
まったのです。容器包装リサイクル法ができて、確かにリサイクル率は上
がりましたし、軽量化も進んでいます。しかし、果たして環境負荷は減っ
たのでしょうか?
一方、世界の各地では、自治体がペットボトル飲料水の調達を禁止した
り、市民や事業者に水道水への切り替えを勧める動きが広がっています。
本セミナーでは、容器包装リサイクル法の問題点とペットボトルの関係、
ペットボトル飲料水と水道水の環境負荷比較、国内外で広がる脱・ペット
ボトルの動向について話題提供をいただき、日本において、市民がどう行
動すべきなのかを考えます。ぜひお気軽にご参加ください。
日 時:3月31日(水) 18:30〜20:30
場 所:東京しごとセンター5階 セミナー室(飯田橋駅徒歩7分)
http://www.shigotozaidan.jp/map.html
プログラム
1)容器包装リサイクル法の課題とペットボトル
中井 八千代 さん(容器包装の3Rを進める全国ネットワーク事務局)
2)ペットボトル飲料水と水道水の環境負荷比較
中谷 隼 さん(東京大学工学系研究科助教)
3)世界と日本の脱ペットボトルの動き 瀬口 亮子(FoE Japan)
4)ディスカッション
参加費:一般 1000円 FoE Japanサポーター 500円
申込み・詳細:http://www.foejapan.org/waste/event/3R100331.html
(瀬口 亮子)
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事務局からのお知らせ
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レジ袋の鉛調査、締め切りました。ご協力本当にありがとうございました。
今後、詳しく報告していきます。
会議開催日程
1、第1回 プロジェクト会議 3月23日(火)18:30〜20:30
場所:市民運動全国センター(千代田区麹町2−7−3−2F)
2、運営委員会 3月24日(水)18:30〜20:30
場所:市民運動全国センター(千代田区麹町2−7−3−2F)
3、事務局会議 3月2日(火) 14:00〜16:00
※ニュースはご参加、お問合せをいただいた皆さまにBCCでお送りして
います。ご不要の方はご連絡ください。
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容器包装の3Rを進める全国ネットワーク事務局
E-mail:reuse@citizens-i.org
URL:http://www.citizens-i.org/gomi0/
〒102-0083 東京都千代田区麹町2-7-3-2F 市民立法機構気付
TEL/03-3234-3844 FAX/03-3263-9463
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