「メールニュース」 バックナンバー
■ 第92号(2010年6月15日発行)
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容器包装の3Rを進める全国ネットワークニュース
第91号 2010年6月15日
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マイボトルでおいしいお茶を!
暑くなりましたね。冷たいお茶が欲しくなる季節。
最近はマイボトルを持ち歩く人が増えてきました。環境にも良いし、な
により美味しい。でも飲んでしまったら、冷たいお茶を補給したいですね。
そこでお茶屋さんでは、マイボトルに補給してくれる「給茶スポット」サ
ービスをしています。といっても、まだ全国で270店舗しかないのです
が、もっと増えてくれるといいですね。
給茶スポットは、↓ コチラから検索できます。
http://www.yoshimura-pack.co.jp/cafe/
(中村秀次)
------ 目 次 ---C o n t e n t s -------
巻頭言
1、速報 6/8容器包装以外のプラのリサイクルの在り方懇談会
2、2Rキャンペーンに取り組みます
3、3R関連情報 FoE 水Do!(スイ・ドゥ)キャンペーンキックオフ
4、3R関連情報 デポネット院内集会開催報告
5、事務局からのお知らせ
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●速報●
容器包装以外のプラスチックのリサイクルの在り方に関する懇談会
傍聴報告 当団体も委員として参加し発言しました!
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「容器包装以外のプラスチックのリサイクルの在り方に関する懇談会」の
第1回 が、2010年6月8日(火)15:00〜17:00、東京・航空
会館にて行われました。当団体からは中井八千代運営委員が懇談会の委員
として出席しました。以下は中井さんからの報告です。
<第1回懇談会出席報告>
環境省経産省合同の事務局から、懇談会開催の趣旨と本年夏までに方向性
を整理することが必要な検討事項について下記のような説明があり、質疑
応答が行われました。
1、現在の廃プラスチックの排出・処理状況
2、環境負荷の削減及び資源の有効利用の観点からの効果分析
3、分別収集、選別、再商品化等に要する費用
4、プラスチックリサイクルの方向性
私の質問と意見等発言
1、容器包装以外のプラスチックの中で、クリーニングのハンガーが多
い。店頭回収して再使用を進めてはどうか?
2、マテリアルリサイクルで作られた製品の使用済後、破砕してケミカ
ルリサイクルで再資源化することはどうか?
3、容器包装以外のプラスチックもあわせて収集することについて、人
口30万人以上の市町村は、「是非導入すべき・検討に値する」が
76%と高く、小規模な市町村ほど低い。理由は何か?
(なお、6月6日の東京・代々木公園のエコイベントで、できるだけ
多くの消費者の声を反映させたいと思い、分別やリサイクル手法に
ついてアンケート調査を実施した結果を報告しました。)
4、リサイクル材を使った日用品の普及は、リサイクルの見える化に役
立つ。日用品に塩ビは使わないで欲しい !
※6月6日に行ったアンケート調査結果は次回メールニュースで報告予定。
(中井八千代)
傍聴メモ
懇談会の委員は全部で13人で座長は細田衛士氏。専門家の先生方は、
森口祐一氏、大塚直氏、小寺洋一氏。プラスチック業界関係はプラ推進協
の河合義雄氏、プラ工連の勝浦氏欠席のため代理小林氏、流通業界関係か
らは上山静一氏。再商品化関連からは新日鉄の占部教之氏、欠席でしたが
全都清の佐々木五郎氏。それにアドバイザーに容リ協の石井節氏。
また、当団体の中井八千代、広島リサイクルセンター東京営業所長・菅
尾俊介氏、社団法人プラスチック処理促進協会広報部長・西谷吉憲氏。容
器包装以外のプラ関係から日本プラスチック日用品工業組合の伊藤一昇氏
らが新しい顔ぶれでした。
各委員からさまざまな質問や意見が出たが、容器包装以外のプラのリサイ
クルについては特に異論や重要な問題点の指摘はありませんでした。
日本プラスチック日用品工業組合が再生材料の使用を含め、消極的なの
が印象に残りました。
今後、容器包装以外のプラスチック類について、どのような議論が展開
していくのか目が離せません。懇談会での議論の詳細は、議事録の早い公
表が待たれます。
第2回懇談会は、6月23日午前または29日午後のどちらかの予定。
(植田靖子)
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2R(発生抑制=リデュース、再使用=リユース)キャンペーン
に取り組みます!
地球環境基金の助成が決まりました
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国を挙げて廃棄物を削減し、省資源、省エネの循環社会に移行するため
に、3Rへの取り組みを普及啓発しています。
しかしリサイクルは周知されても、リサイクルの前にすべき、発生抑制
=リデュース、再使用=リユースは、まだ理解度が低く十分実践されてい
ないことに注目し、この2Rを普及啓発するキャンペーンを企画し、地球
環境基金に応募しました。
2Rを分かりやすく伝えるためのキャンペーン企画
1、動画を制作しインターネットで流す。(2010年9月以降の予定)
2、イベントの開催(東京と関西で計画予定)
このほど地球環境基金の助成が内定しキャンペーンを実行する資金を得
ましたので、これから本格的に動き始めます。
今後、キャンペーンについても逐次お知らせや呼びかけをいたしますの
で、賛同団体、個人のみなさまもご期待ください。そして、一緒にキャン
ペーンを広げて2Rの意味を知り、実践する人たちを全国の津々浦々に増
やしていきましょう。
地球環境基金について知りたい方は ↓ 以下をクリックしてください。
http://www.erca.go.jp/jfge/index.html
(植田靖子)
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■3R関連情報
ペットボトルじゃなくて 水道水でいこう
水Do!(スイ・ドゥ)キャンペーン スタート
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いつのまにか、水もお茶もペットボトルなどの使い捨て容器に入ってい
るものを買うことが当たり前のようになっています。リサイクルや軽量化
はすすんだけれど、利用の増加はそれを上回る勢いです。
そこで、ペットボトルなどの使い捨て容器に入った飲料でなく、水道水を
選ぶことでCO2、ごみ、そして社会的コストを減らすことを呼びかける
水Do!(スイ・ドゥ)キャンペーンが、6月1日にキックオフしました。
キャンペーンは、以下の3つの柱を中心に展開します。
1)自治体の率先した行動を広げよう
会議で使い捨て容器を使わないなどの取組みを応援しよう
2)街のオアシスを増やそう
公共の水飲み場や給水してくれるカフェ、レストランを増やそう
3)あなたも水Do!
使い捨て容器に頼らず水道水を活かした豊かなくらしの提案
6月1日、環境省記者クラブでキックオフ記者会見を開催し、3R全国
ネットの羽賀育子・副運営委員長も駆けつけ、主催団体のFoE Japanとと
もにキャンペーンの成功を祈って、水道水で入れたお茶で乾杯!
6月5〜6日に代々木公園で開催されたエコライフフェアでは、ブース
を出展し、キャンペーンのPRを本格的に開始しました。
3R全国ネットの参加団体の皆さん、地元の自治体に働きかけたり地
域のオアシスを発掘してマップにしませんか?
賛同団体も募集しています。
発生抑制を優先する社会をめざして、一緒に、水Do!を広げましょう。
詳細は 水Do!キャンペーン公式ウェブサイト
http://www.sui-do.jp
(瀬口 亮子)
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■3R関連情報
デポジット制度とADFによる拡大生産者責任の法制化を求める署名
6月3日署名簿提出決起集会 開催報告
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EPRとデポジット制度の実現をめざす全国ネットワークが全国に呼び
かけた署名活動に、全国の皆様から署名簿をお送りいただきありがとうご
ざいました。
短期間でしたが約6000筆、団体署名150筆集まり、署名簿提出決
起集会を6月3日に設定し、準備を進めてまいりました。
?
前日の2日には、民主党副幹事長の吉田おさむ議員に趣旨説明を行いま
したが、 鳩山首相の突然の退陣でどうしたものかと困惑いたしました。
しかし、署名活動に大きな力を発揮してくださった福岡や奈良からも、
駆けつけてくださるという連絡も頂いておりましたので、予定通り開催し
ました。慌ただしい最中かではありましたが、院内集会には大河原議員、
大島議員、山本議員ほかに加藤議員の秘書の方が出席してくださいました。
署名簿の提出は、政局が混迷している中で提出するよりも参議院選挙後、
落ち着いてから経産省と環境省に提出することを決めて散会としました。
みなさま、ご協力ありがとうございました。提出日が決まりましたらお
知らせいたします。
(羽賀育子)
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事務局からのお知らせ
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会議開催日程
1、運営委員会 6月23日(水)18:30〜20:30
場所:市民運動全国センター(千代田区麹町2−7−3−2F)
2、事務局会議 7月14日(水) 14:00〜16:00
場所:市民運動全国センター(千代田区麹町2−7−3−2F)
3、運営委員会 7月28日(水)18:30〜20:30
場所:市民運動全国センター(千代田区麹町2−7−3−2F)
※ニュースはご参加、お問合せをいただいた皆さまにBCCでお送りして
います。ご不要の方はご連絡ください。
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容器包装の3Rを進める全国ネットワーク事務局
E-mail:reuse@citizens-i.org
URL:http://www.citizens-i.org/gomi0/
〒102-0083 東京都千代田区麹町2-7-3-2F 市民立法機構気付
TEL/03-3234-3844 FAX/03-3263-9463
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