次回容器包装リサイクル法改正に向けての市民案（第 1 次案）もまとまり、
この 1 次案をたたき台にしての全国各地での討議（３ R 政策地域研究会）
が始まる。
先月（７月） 27 日・ 28 日の両 日、この研究会推進の中心とな る方々が
東京飯田橋に集まり、 研究会の進め方等について打ち合わせをし た。
もちろんここでその進め方についての型枠を決めたわけではない。 それぞ
れの地域研究会では、それまでの運動、 知見を土台にしての議論が進めら
れることは当然である。
1 次案では、次回改正にあたっての論点は十分に 整理され ていると思う。
この論点に沿っての１次案の内容についての是非を 含め様々な角度からの
検討が、 より練り上げられた市民案にするための大事 なステップとなる。
全国で開催される３ R 政策地域研究会の成功を祈ります。

（事務局　庄司　元）
------ 目　次 --- C o n t e n t s ------------------------------ -- 
巻頭言 
１、3R政策地域研究会活動の進捗報告 
２、キッコーマンに１． ８Ｌびん入り醤油中止について公開質問しました 
3、いよいよ明日! 第17回 東京23区とことん討論会in江戸川のお知らせ 
4、連続学習会第７回を開催しました 
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■ <1>3R政策地域研究会活動の進捗報告 
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　3R 全国ネットでは、次の容器包装リサイクル法改正に向けて市民議論を 
巻き起こそうと、各地域で政策研究会設立を呼びかけてきましたが、 
このたび、   全国の3R政策地域研究会の中心となる実施団体・ 担当者が決ま 
りました のでお知らせします。 すでに3R政策の検討に入っている地域団体もあります 
ので、お近くの団体にご連絡の上、 ぜひご参加いただきますようお願いいたし 
ます。 

北海道：環境り・ふれんず/石塚さん  
新潟県：てtoて倶楽部/永澤さん  
栃木県：小山の環境を考える会/楠　さん  
環境問題を考える市民の会/ 益子さん  
東京都多摩地域：ごみ・環境ビジョン21/江川さん  
静岡県：ごみゼロプラン静岡市民ネットワーク/壷阪さん  
京都府：環境市民/　堀さん  
奈良県：奈良エコライフ研究会/栗岡さん  
大阪府：Rびんプロジェクト（大阪ごみ減量推進会議）/西村さん 
九州：Rびんを広めよう会/田中さん 

今後各地域では、それぞれの団体が中心になり、自治体、学識者、事業者 
と共に改正市民案の説明と政策の意見交換をする公開学習会を開催します。  
ここでのご意見等は、3月にまとめる第二次案に反映させる予定です。 

<公開学習会のお知らせ8/22現在> 

東京・多摩地域　8/18(終了)、京都府　8/27、静岡県　9/8、  
栃木県　9/23、奈良県　10/25 

◆詳しくは以下よりご覧ください。 
http://www.citizens-i.org/gomi0/index.html

皆さま是非ご参加ください!! 

（事務局　中井八千代） 


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■ <2> キッコーマンに１．８Ｌびん入り醤油中止について公開質問しました 
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かつて、“焼酎貴族トライアングル”のびんも再使用していて、リユースに積 
極的な醤油メーカーのキッコーマンですが、この度、西日本で一升瓶の 
取り扱いを取りやめるとの一報が寄せられました。 

キッコーマンの醤油販売量はダントツですから、再使用中止の影響は大き 
く、リユースの仲間が、また一つ姿を消さざるをえないのか、と寂しい思いです。 

容器包装の３Ｒを進める全国ネットワークでは、取扱い中止に至った背景 
や今後の方針についてお尋ねする公開質問状をお送りいたしました。 

詳しくは以下よりご覧ください。 
http://www.citizens-i.org/gomi0/proposal/index.html

（事務局　山本義美） 

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■ <3>いよいよ明日! 第17回 東京23区とことん討論会in江戸川のお知らせ 
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 これまで一貫して命の持続可能性を願い、ごみと人の暮らしのあり方  
について考えてきましたが、昨年の東日本大震災・福島第一原発事  
故という信じがたい出来事に遭遇したことでその思いはいっそう強まりま  
した。 ライフスタイルを根底から、限りなく持続可能な循環型にしていく には、 
大量生産・大量消費・大量廃棄システムとの訣別が不可欠です。 中でも午後の第2分科会は、「徹底討論！どう変える？容器包装リサ 
イクル法」。３R全国ネットも協力しています。中谷隼さん（東京大学環 
境システム研究室助教）をコーディネータにパネラーは以下の方々です。

・水信　崇さん (環境省リサイクル推進室係長）  
・矢島 明さん（江戸川区環境部清掃課長)  
・永井 達郎さん ((株)セブン&アイHLDGS.総務部環境)、  
・中井八千代 (容器包装の3Rを進める全国ネットワーク)  
・石名坂賢一さん(千葉大学工学部非常勤講師) 

●日時: 8月22日(水)全体会 9:15(受付開始)  
●会場: タワーホール船堀(江戸川区船堀4-1-1都営新宿線船堀駅前)  
http://www.towerhall.jp/   
●参加費: 1000円 学生500円  

基調講演:  
吉田俊道さん(NPO大地といのちの会理事長)  
「土〜野菜〜人 いのちの循環を育む微生物に学ぶ」  
高坂勝さん(ナマケモノ倶楽部世話人)  
「大量からちょうどよいスローな社会へダウンシフト」  

午後　13:00より  
第一分科会: 「取り組もう! 花も実もある生ごみリサイクル」  
第ニ分科会: 「徹底討論! どう変える?容器包装リサイクル法」  
第三分科会: 「改めて考える"ごみを燃やす"こと」  
第四分科会: 「環境にやさしいくらし方・生き方」

（事務局　中井八千代）

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■ <4>容リ法改正に向けた連続学習会第７回を開催しました 
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4月27日に「第四次環境基本計画」が閣議決定されましたが、その内 
容が、「質」にも着目した循環資源の高度化や２R を重視したライフスタ 
イルの変革が盛り込まれるなど、意欲的な内容になっています。そこで環 
境省のご担当者をお招きし、その推進方法について意見交換しました。 
【開催した日時】 8 月2 日（木）14：00〜16：30 
【場所】 飯田橋セントラルプラザ １7Ｆ（Ｃルーム） 
【テーマ】『第四次環境基本計画』の推進方法について  
【講師】下田和明氏（総合環境政策局環境計画課計画調整係長） 
 御厩敷（ おんまやしき） 寛氏（廃棄物・リサイクル対策部企画課循環 
型社会推進室室長補佐） 

【学習会の内容】 

環境基本計画とは、環境基本法に基づき、環境の保全に関する施策 
の総合的、長期的な施策の大綱を定めるもので、これまでに3回（平 
成6年、12年、18年）策定。平成24年4月27日に、1年に及ぶ見直し 
を経て第四次環境基本計画が閣議決定されました。

講師の下田さんからは、今回の基本計画の全体の概要についてお話し 
いただきました。世界的には温暖化、生物多様性の重要性が高まって 
いるとし、第四次環境基本計画のポイントを紹介いただきました。

御厩敷さんからは、循環型社会の形成をめぐる情勢についてお話しいた 
だきました。ごみの削減（リデュース）が進んでいないこと、「質」にも着目 
した資源循環・高度化が求められることなどを課題とし、2Ｒのライススタ 
イルへの変革の一つとして、3Ｒ行動見える化ツールを紹介いただきました。

その後、活発な意見交換をさせていただきました。中でも、今回の環境 
基本計画の実効性についての質問では、「環境基本計画は、政府全 
体で取り組む方向を定めるもので、環境省だけでなくすべての省庁で取 
り組む基本が確認された」と回答。 
意欲的な基本計画だけに、、これからの個別政策での実効性につい 
て期待していきたいし、市民団体としても、この基本計画を各自治体の 
環境計画にも反映できるよう働きかけていきましょう。

詳しくは以下をご覧ください。 
http://www.citizens-i.org/gomi0/meeting/20120821.html

（事務局次長　中村秀次）

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事務局からのお知らせ 
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● 会議開催日程 
◎ 運営委員会 
◇ 2012 年8 月 23 日（木） 18 ： 30 〜 20 ： 30 
◇ 場所：市民運動全国センターです。 
※ ニュースはご参加、お問合せをいただいた皆さまに BCC でお送りしています。 
ご不要の方はご連絡ください。