「メールニュース」 バックナンバー
■ 第181号(2017年5月22日発行)
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容器包装の3Rを進める全国ネットワークニュース
第 181号 2017 年5月22日
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暮らしを大切にする老夫婦のドキュメンタリー映画
『人生フルーツ』のロングランが続いています。制作は「東海テレビ」。
登場する主人公は、モダニズムの巨匠ル・コルビュジエの
『家は、暮らしの宝石箱でなくてはいけない。』を実践しているとのこと。
二人を映した番組の中にはゆったりとした時間が流れており、
いつのまにか引き込まれてしまいました。
暮らしぶりをよくよく見ていると、まずもって、プラスチックが見あたりません。
孫のおもちゃも、木製の手作りです。
生ごみは庭の菜園に戻し、豊かな土こそ、子どもたちに残すことができるとのこと。
3Rというワーディングが出てこなくても、
まさしく持続可能な循環型の暮らしを生きていると、ひとこまひとこまが
染み入りました。
そういえば、子どものころよく見た『中学生日記』という教育番組が、
たしか名古屋のテレビ局の制作だったことを思い出しました。
いつも結論を出さないで終わるという、独特なTV番組でした。
(事務局 山本義美)
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------ 目 次 --- C o n t e n t s --------------------------------
巻頭言
1、グリーン連合第2回環境省とNGOの意見交換会 参加者募集
2、レポート1 「海底のごみ」
3、山梨・永井さんからの活動報告
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■ <1> グリーン連合第2回環境省とNGOの意見交換会 参加者募集
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3R全国ネットも参加しているグリーン連合では、
日本の環境政策を前進させるため、環境NGOと環境省の意見交換会を定期
開催しており、来る6/14(水)には、第2回の意見交換会が開催されます。
後段の「海ごみ」のセッションでは、当会からも登壇し、「EPR徹底」や「国レベ
ルの廃棄物削減計画」、「散乱PETボトルごみ対策」などを提起する予定です。
参加を希望される方は下記の項目をご記入の上、グリーン連合事務局へ送
信してください。
●開催日時 2017年6月14日(水)午後2時〜4時
●会場 環境省第1会議室 (中央合同庁舎5号館)
●議題
1 ESD、環境教育
2海洋ごみ(その対応としてのリデュース、リユースを含む)
※ NGO/NPOからの発表提案者は、公募したうえで決定しています。
ただ、参加された方は意見交換の場でご発言いただけます。
●参加資格:日本で活動されている環境NGO/NPOのメンバーの方で、本意
見交換会の趣旨に賛同される方ならどなたでも。
※ グリーン連合会員の有無、また法人格の有無は問いません。
ただし、営利団体、企業、自治体の立場では参加できません。
※ 受付人数 最大35人(申し込み先着順) 事前申し込みなしの参加はできません。
●お申し込み方法
以下の項目をご記入いただき、グリーン連合事務局に送信してください。
お名前、所属しているNGO/NPOの名称、役職等、連絡先メールアドレス、
連絡先電話番号
送信先 グリーン連合事務局 contact@greenrengo.jp
締め切り 5月26日(金) 午後6時 ※ 一団体から複数人の参加も歓迎します。
●主催 環境省 グリーン連合
●詳しくはこちらをご覧ください。→http://greenrengo.jp/archives/981
●2017市民版環境白書「グリーン・ウォッチ」発行記念シンポジウム開催はこちらから↓
http://greenrengo.jp/archives/989
(副運営委員長 中井 八千代)
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■ <2>レポート1 海底のごみ
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今まで、海岸漂着ごみについては、海岸で見ることもできますし、多く報道さ
れていますが、簡単に見ることも取り除くこともできない海底、特に深海にも
沈んだ“ごみ”があります。
環境省主催の「海洋ごみシンポジウム2016」では、海底ごみが存在量も多く、
今後問題が明らかになってくるのではないかとの指摘がされました。
その海底ごみが映っている映像や画像を見ることができます。
深海デブリデータベースでは、国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)
が保有する「しんかい6500」や「ハイパードルフィン」などの潜水調査船や無
人探査機等による潜航調査で撮影された映像や画像に映っている、 深海
に沈む“ ごみ(デブリ)”の情報を公開しています。
また、映像や画像から同定した海底ゴミの種類による分類や海底ゴミの情報
リスト、海底ゴミが映っている映像や画像が撮影された潜航調査地点によって、
深海に沈んだごみの内容も確認することができます。
「深海デブリデータベース」で検索するか、次のURLで見ることができます。↓
http://www.godac.jamstec.go.jp/catalog/dsdebris/j/gallery/movie.html
(運営委員 小寺正明)
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■ <3> 山梨の永井寛子さん(NPO法人スペースふう理事長) からの活動報告
■ ー3R政策地域研究会in山梨ー
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「リユース食器の広がりから考える持続可能な社会の実現」
2017年5月13日、標題をテーマに、「第11回 リユース食器ふうネットサミット」
が東京・新宿で開催されました。
リユース食器によるイベントごみの削減に高い関心をもつ方々が全国から参
加され、多様な意見の交換、活発な議論が展開されました。
リユース食器ふうネットとは、スペースふうが、全国のリユース食器の事業
所をネットワークで結び、リユース食器の全国的な普及を目指して2006年に
設立した団体です。
毎年「サミット」と称する会員相互の内輪の意見交換会を開いてきましたが、
今年は、これまでの反省を踏まえ、一般公開にふみきりました。
リユース食器の抱えている課題を多くの人々と共有し解決への糸口とでき
ればと、思いました。
最大の課題は、レンタルの価格についてです。リユース食器より使い捨て食
器の方が断然価格が安いことが、リユース食器普及の大きな壁になっています。
日本の経済システムの中では、この壁を打ち破ることは容易ではなく、リユー
ス食器の登場が日本のイベントのあり方を劇的に変える力にはなりえていな
い現状が見えてきます。
一方で、できるところから少しずつ解決の道を探ろうという動きも出てきて
います。今回のサミットのパネルディスカッションにご登壇いただいた、自治
体の事例(東京都羽村市、山梨県富士川町)では、それぞれ独自の方法で
リユース食器の無料化を図り、普及に大きな成果を出しているところもあります。
また、京都の祇園祭りではリユース食器に切り替え4年を経過した事例紹介
もありました。
地域からのこうした地道な活動の中から、社会のルール化が進み(富士川町
の条例制定)、国の制度化へと発展していくことが今、求められています。
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事務局からのお知らせ
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● 会議開催日程
◎ 運営委員会
◇ 2017 年6 月 19日(月)or22日(木)
◇ 場所:市民運動全国センターです。
※ ニュースはご参加、お問合せをいただいた皆さまに BCC で
お送りしています。
ご不要の方はご連絡ください。
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容器包装の3Rを進める全国ネットワーク事務局
E-mail : reuse@citizens-i.org
URL : http://www.citizens-i.org/gomi0/
〒 102-0082 東京都千代田区一番町9−7 一番町村上ビル6F
市民 運動全国センター内
TEL/03-3234-3844 FAX/03-3263-9463
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