「メールニュース」 バックナンバー
■ 第260号(2024年3月23日発行)
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容器包装の3Rを進める全国ネットワークニュース
第 260号 2024 年 3 月 23 日
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スタッフとして関わっている「台東区こども環境委員会」の2023年度のプログラムが終了しました。年間10回のプログラムで、自分の行動がどのように環境に影響を与えているかを知り、それについて考えることを主旨としています。区内全域から集まる子どもたちは、面識がありません。最初は自分の意見を相手に伝えることもなかなかできない子どもたちが、回を重ねる毎に対話ができる様になっていきます。その変わっていく様子が大人たちにはとても頼もしく写ります。
今年度は、COVID-19から解放され、行政主催のイベントが以前通り開催され、模擬店などではリユース食器も使用されました。食器の回収コーナーの手伝いをこども環境委員会で募集したところ、手伝ってくれるこどもがいました。イベントの模擬店から出る使い捨てプラスチックを削減する目的を理解してくれたようでした。ひとりが行動を起こすと、次に続く人が出ます。そうやって、イベント毎に行動する人が増えていったことが今年の収穫だったと感じています。
今年度は小学五年生から中学三年生を対象に実施しましたが、コロナ禍で学外の体験を何もできなかったと参加した子どもたちも多かったです。この数年の活動自粛が子どもたちの精神的な成長に悪影響を与えていないことを願っています。
10回は選択制で1回当たり20名を限度として受け入れています。7回以上参加した人には環境学習リーダー認定証を授与していますが、今年度は8名が該当しました。1年間の学びが子どもたちの心にどのくらい定着しているか、なかなか測れませんが、これからも一緒に活動して行けるよう、情報を発信していこうと思っています。
(運営委員 善財裕美)
---- 目 次 --- C o n t e n t s -------------------------------
巻頭言
<1> 第19回プラスチック削減オンライン連続セミナーを開催します!
<2>【レポート】 プラスチック添加剤が少子化に関係する?
<3> 地域からの報告 埼玉エコ・リサイクル連絡会ごみを知ろう委員会 中澤啓子さんからの報告
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■ <1>第19回プラスチック削減オンライン連続セミナーを開催します。
■ <全国スーパーマーケット環境調査から見えたこと、今後の展開>
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昨年当会でも呼びかけ、メンバーも参加して実施された、全国・スーパーのプラスチック使用実態調査の結果がまとまりましたので、呼びかけ人の堀孝弘さん(NPO法人環境市民(グリーンコンシューマーグループ))をお呼びし、調査の経緯や地域分析等を詳しくお聞きします。「スーパーにおける日本のプラスチック使用の実態は?」 ぜひご参加ください。
日時 ; 2024年5月11日(日) 10:00〜11:30 (質疑含)
演題 :『 全国スーパーマーケット環境調査から見えたこと、今後の展開 』
講師 : 堀孝弘さん(NPO法人環境市民(グリーンコンシューマーグループ))
参加費無料
▼申込み件名: 「第十九回プラ削減連続セミナー視聴希望」とし、氏名、所属、TELを明記の上、
▼ 申し込み先: reuse@citizens-i.org 迄
多くの皆様のご参加をお待ちしております。
(運営委員長 中井八千代)
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■ <2>【 レポート】 プラスチック添加剤が少子化に関係する?
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名古屋市立大学の研究チームは、環境省が進めているエコチル調査(子どもの健康と環境に関する全国調査)で、妊婦の市販弁当と冷凍食品の摂取と死産の関連を明らかにしました。
大阪市立環境科学研究所などの研究チームは市販の弁当を電子レンジで加熱すると、弁当容器から食品にプラスチック容器に含まれていた添加剤及びその分解化合物などが移行することを調べました。その結果、移行する物質には内分泌攪乱物質も含まれていました。耐熱性の弁当容器には一般にポリプロピレンが用いられ、酸化防止剤などの様々な添加剤が添加されています。
ワシントン州立大学のパトリッシア・ハント博士は、ビスフェノールA(BPA)が人間の卵子の発達を阻害することを見つけました。ビスフェノールAの代替物質のビスフェノール類でも同様の内分泌攪乱作用が指摘されています。このビスフェノール類も酸化防止剤です。
名古屋市立大学の研究では因果関係の研究まではされていませんが、ビスフェノール類などの内分泌攪乱作用のある添加剤が市販の弁当や冷凍食品を電子レンジで加熱した際に、食品に移行した可能性が考えられます。
プラスチックの添加剤などの化学物質の食品への移行は、通常の状態でも起きますが、温度が高かいほどしやすくなりますので、プラスチック容器に入れたまま電子レンジで加熱するのは避け、ガラスや陶磁器に移して加熱することをおすすめします。また、できるだけプラスチックではなく、金属、ガラス、陶磁器、木などを使ってプラスチックフリーの生活をしてください。
(運営委員 小寺正明)
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■ <3> 地域からの報告
■ 埼玉エコ・リサイクル連絡会ごみを知ろう委員会
■ 中澤啓子さんからの報告
■ <3R政策地域研究会in埼玉>
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令和3年度の焼却ごみの量を計算しました
ごみを知ろう委員会では、市民の皆様の焼却ゴミに対する認識を高めていただきたいと考え、環境省のデータを解析し、毎年皆様にお知らせしています。
環境省で集計しているデータは各自治体の管理している焼却場のデータで、全国の焼却場から集められています。その中から埼玉の焼却ごみデータを抜粋し解析しました。
焼却ごみのデータは乾燥重量で提出されていますので、解りやすくするためにより、実態に近い形に水分を含ませ。解析しました。
その結果一人一日当たりの焼却処理量は約661グラムで、因みに令和2年度は665グラムでした。処理費は持ち込み重量の割合で各自治体に請求されていますので、気になる所の処理量を減らすことは処理費の節約にもなります。
※この記事に関するグラフ等入りの詳しい内容は、下記のURLからご覧ください
http://ecorisa.com/gomiimg/R3gomi.pdf
--------------------------- 事務局からのお知らせ------------------------------
● 会議開催日程
◎ 運営委員会 : 2024年4月16日(火) 19:30〜21:00・ ZOOM会議
※ ニュースはご参加、お問合せをいただいた皆さまに BCC でお送りしています。ご不要の方はご連絡ください。
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容器包装の3Rを進める全国ネットワーク事務局
E-mail : reuse@citizens-i.org
URL : http://www.citizens-i.org/gomi0/
〒 102-0093 東京都千代田区平河町2-12-2 藤森ビル6B
市民運動全国センター内
TEL/03-3234-3844 FAX/03-3263-9463
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