Home > シンポジウム・講演会 >3R政策地域研究会

3R政策地域研究会in埼玉で公開学習会

2012年12月1日(土) 容器包装の3R政策地域研究会 in 埼玉 「容リ法改正市民案(第1次案)学習会」を開催しました。

 12月1日、大宮ソニックシティで市民案(第一次案)学習会を生協、市民団体、一般市民、行政関係者など27名が参加して開催しました。
当日は、容器包装の3Rを進める全国ネットワーク 中井八千代さんを講師に、「大量リサイクルから2R優先へ 役割の見直しと新しい主体間連携」と題し、現行容リ法の現状と課題、法改正に向けたポイントについてお話しいただきました。

 昨年、全国から 394,165 筆が提出された「容器包装リサイクル法の見直しを求める請願」が、衆議院と参議院で採択され、見直しされることになった容器包装リサイクル法。埼玉でも生協、市民団体を中心に請願署名に取り組んできました。今回の学習会は、生協、市民団体、一般市民で実行委員会を組んで、容器包装の3Rを進める全国ネットワークで検討されてきた市民案を学び、改正の要点と課題を共有するものとして開催したものです。会場では、生協、市民団体からもこれまでの取り組みや活動報告がおこなわれ、参加者からも発言されました。
今後、容リ法が市民、事業者、行政のあるべき費用負担と再生可能な循環型社会へのしくみとなるよう、法改正に向けた埼玉の運動をさらにすすめていきます。

内容:
(1)容器包装リサイクル法改正に向けての市民案(第1次案)学習
  「大量リサイクルから2R優先へ 役割の見直しと新しい主体間連携」
  講師:容器包装の3Rを進める全国ネットワーク 中井 八千代さん
(2)容リ法改正に向けた課題と取り組み(各団体報告) 
  生協の取り組みとして生活クラブ生協、市民団体から埼玉エコ・リサイクル連絡会より活動報告されました。
(3)質疑・意見交換・交流

当日寄せられた意見

  • 今まで何も知らず生活していたので参加して良かったです。いろいろな現状を知り、自分たちの出来るところから取り組もうと思いました。
  • 容リ法の改正にあたっては市町村の負担している分別収集、保管費用のすべてを特定事業者に負担させるような規定にするべきです。
  • 廃棄物会計の簡単な作成モデルを自治体に示すと改善に役立つと思います。
  • 子どもたちの教育もリサイクルだけでなく2R(リターナブル)をすすめてほしい。
  • 市民案で、分別収集後の選別、保管への事業者の関わりイメージですが、その後の最終処理まで含めたらもっと2Rが進むのではないでしょうか。

《主催》
今回の埼玉での学習会は、「容リ法改正市民案」学習会実行委員会主催で開催しました。
*参加団体
生活クラブ生活協同組合、生活協同組合パルシステム埼玉、特定非営利活動法人埼玉エコ・リサイクル連絡会、特定非営利活動法人 環境ネットワーク埼玉