10周年記念フォーラム
「次世代に“付け回し”をしない市民社会へ
―社会をつくり直す市民の立法活動―」(07年)
市民立法機構設立から10年、1940年代生まれのメンバーが中心となって、市民社会を強くしようと様々な取り組みをしてきた。この10年間を振り返ると、このままでは次世代に大きな「付け回し」をしかねない。そこで、今の市民社会が抱えている問題を多角的にとらえ、次世代に「付け回し」することのない市民社会へとしていくための具体的な立法提案を打ち出し、参加者と共に大いに議論を深めていきたい。
日程:2007年6月2日(土)14時〜17時30分 ※18時〜 懇親会
6月3日(日)10時〜16時
場所:法政大学 市ヶ谷キャンパス 外濠校舎4階 S406号室 (JR「市ヶ谷」駅徒歩5分)
※懇親会会場
法政大学 市ヶ谷キャンパスボアソナードタワー26階 ラウンジ
参加費:5,000円(資料代実費+懇親会費/資料のみの場合 1,000円)
6月2日(土)=第1日目=
14:00 開会の挨拶 須田春海(市民立法機構 共同事務局長)
14:10 【第1部】社会をつくり直す人々・わたしの提案(各10分程度)
※一部、予定含む
□司会進行:大河原雅子さん
■趣旨の説明:伊藤久雄さん
1.野生生物の保護に関する基本的な制度の提案
草刈秀紀さん(WWFジャパン)
2.自然海岸を保全するための制度の提案
上田真寿夫さん(サーフライダーファウンデーション)
3.公共事業の見直しによる地域再生・振興制度の提案
渡辺洋子さん(八ッ場あしたの会)
4.LRTを促進するための制度の提案
内田敬之さん(人と環境にやさしい交通をめざす協議会)
5.容器包装のリサイクルを推進するための制度の提案
中井八千代さん(容器包装の3Rを進める全国ネットワーク)
6.障害者の差別を禁止するための制度の提案
池上智子さん(DPI日本会議)
7.患者の権利を保障するための制度の提案
小沢木理さん(患者の権利法をつくる会)
8.介護労働を改善するための政策の提案
市民福祉サポートセンター
9.ODAに関する基本的な制度の提案
高橋清貴さん(JVC)
10.行政手続における市民の参加制度の提案
三木由希子さん(情報公開クリアリングハウス)
11.寄付税制を改革するための制度の提案
山岡義典さん(日本NPOセンター)
12.市民自治にかかわる基本的な制度の提案
辻山幸宣さん(地方自治総合研究所)
16:30 【第2部】市民立法機構10年の歩み(1997〜2007)
報告:並河信乃(市民立法機構 共同事務局長)
17:30 終了 → 懇親会会場へ移動
18:00 【第3部】懇親会
進行:小塚尚男(市民立法機構 運営委員)
20:00 終了
6月3日(日)=第2日目=
10:00 【第4部】討論会・付けまわし社会の実態と解決方向を探る
コーディネーター:杉田敦さん(法政大学法学部教授)
《問題提起》1テーマ=報告30分+質疑10分
・地球温暖化
江守正多さん(国立環境研究所地球環境研究センター・温暖化リスク評価研究室長)
・国際ストレス
竹中千春さん(明治学院大学国際学部教授)
・政府セクター赤字問題
上村敏之さん(東洋大学経済学部准教授)
・社会構造
後藤和智さん(東北大学大学院工学研究科博士課程)
12:30 休憩・昼食
13:30 【第4部・続】討論会・付けまわし社会の実態と解決方向を探る
コーディネーター:杉田敦さん(法政大学法学部教授)
《市民運動からの応答》1テーマ=15分
・地球温暖化
須田春海(市民立法機構 共同事務局長/市民運動全国センター)
・国際ストレス
安藤博(市民立法機構 運営委員/市民立憲フォーラム)
・政府セクター赤字問題
並河信乃(市民立法機構 共同事務局長/行革国民会議)
・社会構造
後藤仁(市民立法機構 運営委員/神奈川大学)
《市民社会が解決のために抱えるハードル》1人5分
・立法過程・政党
江橋崇(市民立法機構 運営委員/法政大学)
・自治制度、情報公開…それぞれ運営委員及び討論参加者が随時発言
15:50 閉会の挨拶 後藤敏彦(市民立法機構 運営委員)
16:00 終了