リターナブルびん普及プロジェクト
1997年の容器包装リサイクル法施行で、コスト面でワンウェイ容器よりも不利になったリユースびんの普及を目指すプロジェクト。当初は、市民立法機構の独自プロジェクトだったが、ごみ問題に取り組んできた市民団体などと協力して「容器包装リサイクル法の改正を求めるごみ問題懇談会」「容器包装リサイクル法の改正を求めるごみ問題研究会」を結成し、容リ法改正市民案づくりの議論と、自治体の廃棄物処理コストを明らかにするため廃棄物会計運動に取り組んだ。
その後、全国の市民団体にも呼びかけ、2003年に「容器包装リサイクル法の改正を求める全国ネットワーク」を結成。市民立法機構はその事務局の一翼を担い、全国規模の法改正運動に取り組んだ。現在は、「容器包装の3Rをすすめる全国ネットワーク」として活動を継続中。
参考資料
・『リサイクルからリユースへ―小売容器負担金制度の提案』
編・発行/市民立法機構 発行日/1999年11月30日
頒価/100円
・『容器包装リサイクル法改正市民案―リユース優先の循環社会を実現しよう』
編・発行/容器包装リサイクル法の改正を求めるごみ問題研究会
発行日/2002年4月1日 頒価/500円
・『育てよう!廃棄物会計―知っておきたい自治体のリサイクルコスト』
編/容器包装リサイクル法の改正を求めるごみ問題研究会
発行/日報出版 発行日/2003年5月20日
定価/1,800円+税
・『拡大生産者責任の徹底を求めて―容リ法改正全国ネット活動の記録』
編・発行/容器包装リサイクル法の改正を求める全国ネットワーク
発行日/2006年9月 頒価/1,000円
メンバー
小塚尚男(参加型システム研究所)
後藤敏彦(環境監査研究会)
須田春海(市民運動全国センター)
中村秀次(生活クラブ生協連合会)
橋本治樹(市民がつくる政策調査会)
廣瀬稔也(市民立法機構事務局)
山田孝志(生活クラブ生協神奈川)〈97〜02〉
山本義美(生活クラブ生協連合会)〈02〜〉